お子さんの預ける施設(保育園?認定こども園?幼稚園?)には長所・(保護者にとっての)短所と特徴がありますので
それぞれの特徴を把握してご家庭の事情や仕事との兼ね合いを考えて選ぶとよいでしょう
まず、それぞれの特徴とメリット的・デメリット的なことを簡単にですが説明していきたいとおもいます。
◇保育園(保育所(認可保育園)や無認可保育園)
基本的に生活力を高め保育を行うところと考えます。
・対象年齢は0歳児から小学校入学前5歳児(4月1日時点)までのお子さんになります。
・お弁当や給食 / 基本的に毎日給食がある保育園がほとんどですが
週に1回お弁当持参日が必要な保育園があったり無認可保育園で極稀に弁当が基本であったりする保育園があったりといろいろあります。
給食についてもチェックポイントなので気をつけて確認しておきましょう。
・保育料・費用 / 保育所(認可保育園)は世帯収入により自治体が決定(認可保育園の場合3歳児から無償化)
保育料無償化についてはお話が長くなるので割愛させて下さい。別ページにて詳しく説明しております。
無認可保育園の保育料は園による。基本的に0歳児クラスは高く年長さんになるにつれ安くなる。
例えば1歳児クラスだと1日1550円前後の保育料が5歳児クラスになると1日1400円前後の保育料となり
安くなる傾向になります。 0歳児クラスだとフルでお預けになると4万円オーバーもざらにあり
探すと3万2000円からと格安な保育園もあります。 保育料相場は3万7000円前後くらいでしょうか?
・休園日・長期休みなど / 暦(こよみ)通りで夏休みや冬休みは基本的になさそうです。
◇認可型である地域型保育事業(主に小規模保育事業の保育園)
平成27年4月1日に施行された「子ども・子育て支援新制度」によって
認可に分類される地域型保育事業(主に小規模保育事業)もこの中に含めたいとおもいます。
対象年齢は0歳児から2歳児。
・お弁当や給食 / 基本的に園内調理(自園調理)で同列保育園調理した給食を搬入したりといろいろタイプがあるようです。
・保育料・費用 / 世帯収入により自治体が決定
・休園日・長期休みなど /
・園庭 / 小規模保育事業型の保育園は基本的に園庭がないと考えてた方が良さそうです。
0歳児クラスならチェックポイントではないのですが年齢があがると園庭があった方がいいかもと思えてきます。
◇認定こども園
対象年齢は0歳児から小学校入学前5歳児(4月1日時点)までのお子さん。
基本的に上記の保育園とほぼ同様と見なして良いとおもいます。
ただそこに幼保一体型として「教育的要素」も取り入れた施設になります。
注意しないといけないのが号認定で1号認定だと幼稚園と同じ夏休みや冬休みなど長期休暇が
あると考えておきましょう。 2号認定や3号認定は保育園と同じで暦(こよみ)通りで基本日曜日が
休園日だと考えて良さそうです。
◇幼稚園
対象年齢は3歳児から小学校入学前5歳児(4月1日時点)までのお子さん。
・お弁当や給食 / お弁当日が設けられています。
・保育料・費用 / 市立幼稚園の場合、幼児教育無償化により保護者負担なし。
・休園日・長期休みなど / 土曜日・日曜日、年末年始ほか沖縄だと「慰霊の日」が休園日になっているようです。
・募集人数・定員 / 年中児(4歳児)は各幼稚園30名ほど、年長児は定員制限がない
但し、小学校通学区に準ずるのでチェックして確認しておきましょう。
年中児の場合、抽選になることもあるようです。
働いている事が要件ではない事で手続き関連が楽なのと幼児教育無償化は嬉しいのですが
基本的に短い保育時間です。(お昼過ぎ頃まで)。
両親共働きの場合、一時保育として延長保育の申請が必要になります。
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◇以上上記を踏まえつつ、いよいよ保育園探し活動(保活)ということになります。
まずは「共働き」なのかが重要になります。認可保育園の要件ともなっているからです。
じぶんの住んでいる近くの保育園がいいのか?それとも少し離れていても園の規模など
じぶんの理想とマッチしているのか?そういった保育園の候補を挙げておきます。
ここで審査落ちも考慮しておき認可外保育園や小規模保育事業である保育園も候補に入れておきましょう。
口コミ情報を集めて園の流れや保育内容・教育内容も見ておくのも良いでしょう。